実例集

荒子観音寺様の御朱印を、本紙・箔台紙・特製封筒の三点構成による特別仕様として、SPECUEにて一貫制作いたしました。
前田利家公をモチーフとした意匠を中心に、本紙・台紙・封筒それぞれが呼応する構成としています。御朱印そのものの意匠性はもちろん、「収める」「飾る」という体験までを一つの作品として成立させることを目指した設計です。

本紙にはフルカラーとゴールドトナーを組み合わせ、台紙には全面デジタル箔加工を施した両面仕様を採用。
さらに専用封筒には甲冑をモチーフとした切り文字とニス加工を組み合わせることで、開封から保管まで印象的な体験を生み出す構成としています。

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フルカラー+ゴールドトナーによる本紙の奥行きある表現

フルカラー+ゴールドトナーによる本紙の奥行きある表現
御朱印本紙には、kome-kami 浮世絵ホワイトを使用し、フルカラー印刷に加えてゴールドトナーを組み合わせた表現としています。
背景には同系色による市松模様をゴールドトナーで重ねることで、見る角度や光の当たり方によってわずかに浮かび上がる奥行き感を演出しました。
色と光沢が重なり合うことで、平面の中に変化を生み、落ち着いた中にも華やかさを感じられる画面構成となっています。

細部の装飾においてもゴールドを適所に配置することで、全体の印象を引き締めつつ、御朱印としての格式を感じさせる仕上がりとしています。


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全面デジタル箔と両面構成による台紙の存在感

全面デジタル箔と両面構成による台紙の存在感
台紙には同じくkome-kami 浮世絵ホワイトを使用し、表面全面にデジタル箔加工を施しています。
紙全面に広がる箔は、均一な輝きの中にも紙の質感を感じさせる反射を生み出し、本紙を重ねた際にも背景として確かな存在感を持たせています。

また、台紙は両面仕様とし、裏面には赤と黒によるツートン構成を採用。
表面の金色の華やかさに対し、裏面は力強く引き締まった印象を持たせることで、表裏それぞれに異なる表情を持たせています。
本紙と重ねた際の見え方だけでなく、単体として扱った際にも印象的な存在となるよう設計しています。


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甲冑をモチーフとした特製封筒とニス加工

甲冑をモチーフとした特製封筒とニス加工
本セットのもう一つの特徴が、甲冑をモチーフとした特製ポケット封筒です。
封筒はベロのないポケットタイプとし、収納物としてだけでなく、「飾れる存在」として設計しました。
表面には切り文字加工を施し、内部の金色が文字の隙間から見える構造とすることで、封筒単体でも視覚的な魅力を持たせています。

さらに、甲冑部分には部分的にニス加工を施しています。
光を受けた際にわずかに艶が現れることで、装飾の立体感が際立ち、重厚感のある印象を生み出しています。

また、封筒の内側には全面ゴールドトナー印刷を施し、御朱印を取り出した後でも切り文字の隙間から金色が見え続ける構造としています。
収納後も、飾るための意匠として成立するよう細部まで設計しています。


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三点構成で完成する一体設計

本紙・台紙・封筒の三要素は、それぞれ単独でも成立しながら、重ね合わせることで最大の魅力を発揮するよう設計しています。
本紙の色彩表現、台紙の箔の存在感、封筒の構造的な意匠。
それぞれが役割を持ちながら連動することで、単なる印刷物の集合ではなく、「一つの作品」としての完成度を目指しました。
御朱印という文化的価値を、保管・展示という体験の中でさらに引き立てることを意識した制作です。

仕様/設備

<御朱印>
印刷:片面フルカラー+ゴールド(5色プリント)
用紙:kome-kami浮世絵ホワイト93.5kg
加工:レーザーカット(切り抜き)

<台紙>
印刷:片面フルカラー(裏面)
用紙:kome-kami浮世絵ホワイト93.5kg
加工:レーザーカット(ハーフカット)、デジタル箔(ゴールド、表面)

<封筒>
印刷:片面フルカラー
用紙:コート紙
加工:レーザーカット型抜き+洋封筒製袋(ベロなし)、スポットニス加工




 
データ設計から印刷、加工、封筒設計まで、SPECUEにて一貫して制作しました。
本紙だけでなく、台紙や封筒を含めたトータル設計についても、お気軽にご相談ください。
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